雅峰生の手紙

私が妻や友人に宛てて書いた郵便から

手紙の過去分は順次当サイトから削除して『断章』としてまとめ、
『小説家になろう』に掲載後、 Kindle で電子書籍化しています

2022-01-01から1年間の記事一覧

随筆(書簡集)『断章 第三十集』を Kindle 電子出版

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東京中野物語文学賞一次選考通過

私の書いた小説『急行羽幌』が、東京中野物語文学賞2022の一次選考を通過しました。 https://nakano-story.jp/wp-content/themes/nakano-story/common/img/一次選考通過作品一覧.pdf 北海道日本海側の今は無き国鉄羽幌線、その北の終点幌延の町に住む青年が…

随筆(書簡集)『断章 第二十九集』を Kindle 電子出版

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随筆(書簡集)『断章 第二十八集』を Kindle 電子出版

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随筆(書簡集)『断章 第二十七集』を Kindle 電子出版

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随筆(書簡集)『断章 第二十六集』を Kindle 電子出版

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5760

何気無い一瞬に、非常に魅力的なシーンがあります。如何なる要素が加わっているならばその魅力が具わるのかは説明出来ません。しかし其処(そこ)にその魅力が在る、厳然と在る事だけは、疑い様がありません。感じる、と謂うよりも、判然(はっきり)と見え…

5746-備後落合

山の中の淋しい駅だ。昔この駅には、毎日毎時間、汽車が到着してはまた発車していった。駅員もお客さんも沢山居た。駅前には二つの旅館があった。人の流れがあったのだ。しかし今は必要とされなくなって、日に十本かそこらの普通列車がやって来るだけになっ…

5740-備後落合

前夜、よく眠った筈なのに、昼間の行程が眠い。矢張旅先だからか。特に長く歩いている訳ではない。しかし矢張心が緊張し、昂(たかぶ)っているからか。列車に乗ると、復路必ず眠ってしまう。クロスシートだと嬉しいのだが、ロングシートなので眠りにくい。…

5738-備後落合

収支が悪い鉄道の線区が発表になり、廃止前にと、遂に家族で一泊旅行に出掛けました。奥さん子供を連れて、一日中列車に揺られる旅です。新幹線と特急列車には別段何かの面白味があった訳ではありませんが、その先の支線がもう言語に絶する魅力でした。現役…

随筆(書簡集)『断章 第二十四集』を Kindle 電子出版

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5684-梅小路

御前は時々、話しながら自分で泣く様になったな。お父ちゃんもいずれは死ぬ、お空に帰るという事を知って、それで泣く様になったな。御前が生まれる前は御前は透明人間で存在していて、お父ちゃんの若い頃の事も見ていたと言うね。その、お父ちゃんがまだ若…

2701ー梅小路

二歳半の子を、京都の梅小路蒸気機関車館、今の名称だと京都鉄道博物館に連れて行きました。私も子供の頃、父に連れて行ってもらいました。いつも写真でしか見ていない蒸気機関車の実物に、子は喜んでいました。一つ一つ、積み重ねます。地層の様に、想い出…

随筆(書簡集)『断章 第二十三集』を Kindle 電子出版

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第38回太宰治賞一次選考通過

私の書いた小説『五軸動輪』が、第38回太宰治賞の一次選考を通過しました。 https://file.chikumashobo.co.jp/mm_files/dazaisho2022_1.pdf 北海道の美唄鉄道の町、常盤台(ときわだい)を舞台に、五軸動輪の蒸気機関車とその運転士のお爺さんが好きな少年が…

随筆(書簡集)『断章 第二十二集』を Kindle 電子出版

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