雅峰生の手紙

私が妻や友人に宛てて書いた郵便から

手紙の過去分は順次当サイトから削除して『断章』としてまとめ、
『小説家になろう』に掲載後、 Kindle で電子書籍化しています

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私は夜空を見上げ、天の星に何事かの願いを託す事はまずありません。私がそれを見上げる時、私はいつも何らかのメッセージを読み取ろうとします。聴く、のですね。何か私に伝えようとしている言葉は無いか、何か私が忘れている大切な事は無いか、と。
これは単に私一個の『習性』であろうと思います。けれど、私の様な、斯(こ)んな風に感じる、気が付いたらそうしている人というのは他にも居るでしょうか。
私が願いを託すのは、いつも瞑目して心に想う時です。その時に見える星には、強く強く願いを託します。その前に平伏します。私の願いは常に私の心と共に在り、それを目に見える何かに向かって差し出す事は無いでしょう。この後も。