雅峰生の手紙

私が妻や友人に宛てて書いた郵便から

手紙の過去分は順次当サイトから削除して『断章』としてまとめ、
『小説家になろう』に掲載後、 Kindle で電子書籍化しています

5429

私は旧字旧仮名遣いで育ちました。子供の頃には勿論そんなものには縁が無かったのですが、高校生の時に文学を読み始め、大学時代に散々読んだ時、それらは悉(ことごと)く旧字旧仮名遣いだったからです。御陰で私は青年期以降随分長い間、他人に手紙を出す時に旧字旧仮名遣いで書いていました。これは小説を書き始めた時も同じです。そのうち原稿用紙代わりの便箋に水性洋筆(ペン)で書くのをやめ、パソコンで地打ちする様になりました。私が旧字旧仮名遣いで書かなくなったのは、やっとそれからなのです。
しかし、いつの日か私の小説を出版する時が来たら、私は旧字旧仮名遣いの版と新字新仮名遣いの版の両方で出版したいと思っています。私の心に浸み込んで来た私が読んだ多くの文章、その時の雰囲気空気のそのままを伝えたいので、是非旧字旧仮名遣いの版も出したいです。そんな事を想っていた休日の午後でした。そういう事を想っていられる休日の午後、感謝です。有難いものですね。