雅峰生の手紙

私が妻や友人に宛てて書いた郵便から

手紙の過去分は順次当サイトから削除して『断章』としてまとめ、
『小説家になろう』に掲載後、 Kindle で電子書籍化しています

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「お父ちゃん」
四歳八ヵ月の息子にそう呼ばれると、あまりにも幸せです。息子としては私に呼び掛けているだけなのですが、それが私に麗しい風鈴の音の如くに届くのです。その言葉ある度に、私は胸の裡(うち)から湯の湧き来る様に幸福を感じる事が出来ます。
家族。それがいつも私が生きる、生きている『単位』です。父母の子であり息子の父である私は、その単位を構成する一人(いちにん)として、この世に存在しているのです。私は家族を私の魂の命綱であると見做します。私が何を想い何を考え何を実践しても、私はその綱に身を支えられながら遂行しているのです。大切にします。そして喜んで暮らします。