雅峰生の手紙

私が妻や友人に宛てて書いた郵便から

手紙の過去分は順次当サイトから削除して『断章』としてまとめ、
『小説家になろう』に掲載後、 Kindle で電子書籍化しています

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頬を撫(な)でる様な優しいそよ風。それは自然現象で吹くものではありません。分かりますね。それは自分が傷付いた事があるから吹くのです。その時の傷を今も負っているから吹くのです。最早それは、その人にだけ吹くのです。その場に居たら誰にでも吹く風ではありません。
そういう事を思った事はありますか。私はよく思うのです。それもいつも独りの時に。私は大切な家族に支えられて生きています。でも私の想いは、いつも私が独りの時に深められるのです。独り居て、その大切な家族の事を想って、それで深められるのです。