雅峰生の手紙

私が妻や友人に宛てて書いた郵便から

手紙の過去分は順次当サイトから削除して『断章』としてまとめ、
『小説家になろう』に掲載後、 Kindle で電子書籍化しています

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人の善良さあたたかさに気付きそれを感じる事の出来る力は、そのまま人の汚さ忌まわしさを見抜く力です。見える人には両方が見えるのです。片方だけが見えるなどという事はありません。
恐いと思いませんか。見えるという事は、実に恐るべき事なのです。いっそ全く見えない方が幸せだとも言えると思います。しかし私の場合、見えなければ話にならないのです。その見える目で、全力で仕えたい人が居るからです。ですから私の場合は、最早宿命です。自らもそれを欲しているからです。承知で欲している故に、それは絶対に逃れられません。その自分で、私は今日も生きねば。