雅峰生の手紙

私が妻や友人に宛てて書いた郵便から

手紙の過去分は順次当サイトから削除して『断章』としてまとめ、
『小説家になろう』に掲載後、 Kindle で電子書籍化しています

6662-黒松内

 遠い遠い黒松内。三十八年前も訪ねる事が出来なかった黒松内。四時間近い滞在時間はあっという間に過ぎました。多分寿都鉄道時代のままの雑草だらけのプラットフォームや錆々(さびさび)の線路と、いっぱいお話したよ。つらかったけど、嬉しかったよ。
 二人共、有難う。今僕の傍に居てくれて、有難う。
(令和七年八月二十四日 黒松内駅から札幌に向かう函館本線山線の車中にて)

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